おば革命

歳を重ねることは楽しい! 『オバサン』のイメージを変革

歳を重ねることは楽しい!『オバサン』のイメージを変革

オバサンぽい服

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こんにちは。やっこです。

ちょっと前の話になりますが、買い物に出かけた時のこと。
『あれどうかな?おばさんぽいかな?』
すれ違いざまに聞こえてきた女性のひと言。
やはり『オバサン』という言葉にはかなり敏感です。
「オバサンぽい服ってどれ??」すぐに私もそのディスプレイに目を向けました。

そこにディスプレイされていたのは、
爽やかな明るいブルーのフレアスカート。
ウエスト部分に大きなリボンベルトがついていて、ウエストをキュッと引き締めていました。女性らしい素敵なスカートです。
私がコーディネートするなら、
白いタートルネックのセーターにグレーのベレー帽、足元は今年風にロングブーツでしょうか。

 

おばさんぽい。。。

 

不思議です。
まだ試着もしていないマネキンに飾られたスカートを見て、20代後半から30代前半くらいであろう彼女は、ちょっと見ただけでおばさんぽいと判断しました。

 

疑問に感じた私は、何を基準にどこがおばさんぽいのか考えてみました。

 『オバサンぽい服』って何だろう

 

みなさんも『オバサンぽい服』って思うことありませんか?
服を選ぶ上でもオバサンぽいか、ぽくないか、一つの基準だったりしますよね?

『オバサンぽい服』の定義にも色々あると思います。

服そのもののターゲットが年配の方

自分より上の方をターゲットにした服はおばさんぽいと思うかもしれません。
その服からある程度の年齢が想像できてしまい、年上の人が着ていそうと思えば、オバサンぽいと思うかもしれません。

若づくりな服

今度は反対に 自分より若い人が来ているイメージがある服は、若づくり=オバサン
というイメージになるかもしれません。

色づかい

鮮やかな色は若いと感じますし、落ち着いた色、渋い色(私のイメージですと若草色、藤色、ねずみ色・・・なんとなく日本の色の名前)は、おばさんぽいイメージでしょうか。

体型を隠しているのがバレる服

最近の流行りはゆったりゆるい感じの服装だとは思いますが、それが肩周りや背中、お腹、お尻などなど隠したいだけ?と分かってしまうのはオバサンぽい服になってしまいますよね。

 

ざくっとあげるとこんな感じでしょうか。

では今回、ライトブルーのスカートをオバサンぽいと感じた彼女は、何を思ってオバサンぽいと言ったのでしょうか。。。

ポイントはウエストの大きなリボンベルト。
リボン幅10センチ以上はある存在感のあるリボン。
リボンって小さな女の子のイメージありませんか?
そして、パステルブルーの色とフレアースカートの形が可愛らしく、女性らしさを
引き立てています。しかし似合う人を選ぶ気もします。

彼女が感じたのは、可愛らしさが若づくり=似合わないだったのかもしれません。

おばさんぽいか、ぽくないかは、やはりその人に合っているかいないかです。

そう、彼女が一番に感じたのは、自分に似合わない違和感をオバサンぽいと表現したのだと思います。

みなさんも感じたことありませんか?
すごく素敵な服だけど試着したら自分と服との温度差を感じたこと。
そのときにオバサンぽい?と思ったこと。
オバサンぽい服はその服自体の問題ではなく、服と人との温度差が大きいと感じるものであるということです。

若く見られたいと若者に媚びた服装はかえって老けて見えてしまいます。
若く見られたいのなら、似合う服を見つけるのが一番。
似合う服を着てれば、気分も上がるし、さらに素敵に見えます。

私たちが言う『オバサンぽい服』は『似合わない』という意味だとわかりました。