みなさん、こんにちは。やっこです。
先日、コーヒー豆を買いに行ったときのことです。
少しまとめ買いをしたので、豆を挽いてもらっている間、
しばらくお店の外で出来上がりを待っていました。
そこに、可愛らしい人がグラインドしたコーヒー豆を
持ってきてくれました。
品物の確認のために、商品名を読もうとしたとき、
「おっと、ちょっとまってくださいね。メガネだわ。
もうこれがないとだめなの。えへへっ。」
可愛らしく微笑みながら、
胸元のポケットから老眼鏡を取り出しました。
その素敵な微笑みにつられて、私も微笑みました。
なんてチャーミングなんだろう。
チャーミングという言葉を久々に使った気がしますが、
その人が微笑んだ瞬間、
チャーミングという言葉がすぐに私の感情として表れてきました。
もちろんマスク顔なので、顔は半分しか見えていませんが、
微笑む表情がマスクの中から浮かび上がってきました。
それくらいチャーミングがピッタリな魅力的な人です。
そしてユーモアがある人だなと感じました。
老眼鏡をかけることをチャーミングに表現する、
老化をマイナスに捉えすぎずに受け入れ、楽しめているように感じました。
こんなユーモアは年齢を重ねるとともに必要かもしれない、
そう思った出来事でした。
『歳を取る』というと、なにか奪われていく(取られる)ような気がします。
それがマイナスなイメージになるのでしょうか。
あっ、でも、余分なものが削ぎ落とされるプラスなイメージもありますかね。
個人差はあっても加齢に伴う老化は誰にでもやってきます。
今まで出来ていたことができなくなったり、昔とは違う自分になっていきます。
老化現象は誰にでもあることとわかりながらも、なかなか受け入れきれずに、
どうしてもマイナスに捉えがちです。
そんな時、ユーモアがプラスに変えてくれそうです。
とても素敵なヒントをチャーミングな人からもらいました。
ユーモア人間生活ににじみ出る、おかしみ。上品なしゃれ。人生の矛盾・滑稽(こっけい)等を、人間共通の弱点として寛大な態度でながめ楽しむ気持。
「―小説」▷ humour
ユーモアがある人は、マイナスに感じることもプラスに切り替えられる、
どんなことも面白みに変えられる、
そんな臨機応変さが備わっているように感じます。
そんなユーモア、是非とも身につけたいと思うところ。
でも、なかなか高度な気もします。
ユーモアはどうやって養われる!?
柔軟な思考とフットワークの軽さ
弱点となりそうな老化の見方を変えることができ、
予期せぬ出来事にも軽やかに足が動く、
そんな柔らかさと軽やかさが、ユーモアには必要かもしれません。
知性
ユーモアは品のある笑いですので、知性を感じます。
知識と経験の豊富さが、自分の引き出しを増やしてくれます。
引き出しが増えることで、色んなことに対応できるようになり、
思いも寄らない出来事にもユーモアで返せそうです。
視野の広さ
知識や経験が豊富でも物事を見る範囲が狭いと、
なかなかユーモアも生まれません。
物事を広く捉えることができると、
ユーモアをここぞというときに発揮できそうです。
自由な発想
固定観念は言動を狭めてしまいます。
以前に私はこんなことをツイートしました。
生きる年数が長くなると自分の生きてきた道が常識になる。だけど、それは他の人の常識でもない。当たり前は当たり前ではなく、変わることもあるし、人それぞれ。人それぞれと思えば、頭が固くなったぞって、ヘッドマッサージしなくてもすむかな。#常識 #人それぞれ
— yacco (@create_oba) 2021年3月4日
常識も変化するし、自分だけの常識も存在する。
そう思うと、自分の常識は当たり前ではないんだと、
周りの人を受け入れる範囲も広がり、自由な発想でいられるような気がします。
その自由な発想が、ユーモアを作ってくれそうです。
愛すること
歳を重ね、老いていく自分を責めることも悲しむこともない。
そんな自分も愛する。
そして、様々なことや人、ものに愛情を込める。
愛ある言動が、ユーモアを育ててくれると思います。
ユーモアがもたらす効果
ユーモアが豊かな感情を作り、表情豊かな人にしてくれます。
その豊かさが、年齢を重ねた人の美しさだと思います。
老化なんて気にならなくなるかもしれません。
ユーモアを持とうと思うと、重い気持ちも軽くなり、
ポジティブになれる気がします。
『ユーモア』
歳を取るのではなく、重ねていこうという前向きさを誘ってくれ、
それは周りも和ませる、なんて素敵なことなんだと新たな発見が出来ました。
これから私は、年齢とともに変わりゆく姿に、
「あらあら」とユーモアで笑い飛ばしていきたいと思います。