おば革命

歳を重ねることは楽しい! 『オバサン』のイメージを変革

歳を重ねることは楽しい!『オバサン』のイメージを変革

パーソナルカラーで決められない個性。

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個性について

みなさん、こんにちは。やっこです。

私は数年前、パーソナルカラーの勉強をしました。
色好きの私は、もっと色のことを知りたくて、色のスペシャリストを目指したくて、
色について学び始めた最初の学習です。

 

 

 
パーソナルカラーとは、

その人が本来持つ肌・髪・目の色と、
調和する色(自分に似合う色、魅力的に見せる色)のことです。

ブルーベースとイエローベースの2つ
から、スプリング、サマー、オータム、
ウインターの4タイプに分かれます。

 

 

学んで分かったこと、
パーソナルカラーではパーソナルは決められない』ということです。

個人を4タイプに分け、似合う色を単色で決めるだけではなく、同じピンクでも青みのピンク、黄みのピンク、明るいピンク、暗いピンクなど、彩度や明度によって異なる似合う色を見つけることができますので、色の可能性が広がります。

でも、正直しっくりこないことがあるんです。

私を例にすると、私はコントラストのはっきりしたウィンタータイプです。
色味もはっきりした色、鮮やかな色が肌をきれいに見せてくれます。
そして黒が似合うとされています。
しかし私は、黒はなんだかしっくりこないんです。
しっくりくる日もありますが、しっくりこない日のほうが多いんです。

それはなぜか?

単純に黒が好きではないこと。そして、
パーソナルカラーだけではない、人それぞれ、個々があるからです。
また、年齢とともに肌や髪の色が常に変化するからです。

朝、顔を洗って化粧品で肌を整えて、その時は何となく潤いや透明感がでて、自分の本来の肌の色のような気がするけど、夕方になると、乾燥や血流の悪さから、くすみがでてきたり、同じ朝でも「私の肌の色こんなだったっけ?」なんて思う日もあります。
そんな風にコロコロ変わる肌の色。本来の肌の色がよくわかりません。

髪の色も年齢とともに変わります。
メラニン色素が関係していますが、薄くなってきます。
そうすると、本来の髪の色も分からなくなります。

一概に似合う色はこれですと言えないので、
黒がしっくり来る日と来ない日がでてきます。

それに、体型も日々変わります。
お腹の張りがその日によって違うって思いませんか?
ホルモンバランスの関係からか、スッキリお腹の日もありば、ぽっこりお腹の日もある。ぽっこり具合もその日によりけりだったります。
ですので、本来の骨格がよく分からなかったりします。

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人それぞれ。

やっぱり人それぞれ。
同じウインタータイプの人でも、同じ感じのタイプというだけで、性格も違うし好みも違います。雰囲気も違います。一概にはその色だけが似合うとも、こんな雰囲気の服が似合うとも言えません。
骨格一つにしてもそうだと思います。
腰張りさんといっても、身長も違うし、サイズも違う、腰位置も違うし、手足の長さも違う。一般的に似合うはみんなには当てはまりません。

 そして、何より思うことは、似合う色が好きな色とも限らないということです。

 

決して私はパーソナルカラーを否定したいわけではありません。

新たな自分を発見する材料として、すごく面白いですし、勉強になります。
まだまだ不十分な知識をもっとインプットしていきたいと思っています。
ですが、それが自分を表現する全てでもなく、絶対でも、確実でも、安心でもありません。
それで自分を、こうだから、と決めつけてしまうのはもったいないです。

自分を知るきっかけで、始まりであり、答えの全てではありません。

そう思うと、パーソナルカラーについて学んだことは、知識として私をプラスにしてくれましたが、誰かにアドバイスをするときは、単純に4タイプのカラーで決めたくはないと思いました。

私は、ルールをルール通りで終わらせたくはありません。
決めつけたくないんです。

自分はこうだから、あの人はこうだからと決めてしまうことも、私はこれ、これで大丈夫と安心してしまうことも好きではありません。
可能性はいつでも、いつまでも秘めていると思うからです。

そして、パーソナルカラーはこれだからと決めてしてしまうことも、そこに、その人の好きが詰まっていないと意味がないからです。
そうでないと個性ではないと思うからです。

自分のパーソナルカラーでなくても好きなら着ればいいと思います。
その色があなたの顔色を悪くさせるとしても、好きが詰まった色を着れば、きっと心をハッピーにし、あなたの顔色を明るくしてくれるはずです。

そして、好きな色を着ている自分はいつも以上に素敵に見えるはずです。

決めつけない。それが個性を作ると思います。

今回、私が伝えたかったこと、
自分を型にはめて決めつけずに、それだけではないという可能性に期待することで、
個性が際立つ、
それが大切だと思います。

 

私はウィンターカラーだからと、その色ばかりを探していませんか?
その中に、自分の好きが詰まっていますか?