おば革命

歳を重ねることは楽しい! 『オバサン』のイメージを変革

歳を重ねることは楽しい!『オバサン』のイメージを変革

急ぐのをやめた。でもまだスピードが落とせない。

みなさん、こんにちは。やっこです。

さかのぼること、20年前。
私は、ある出来事をきっかけに、生活にスピードが必要になりました。
過去を忘れ、今をおざなりにし、未来の私に期待をし、早く先に進みたくて、
早く未来がきてほしくて、未来へと生きることにスピードを求めました。
早く今が過ぎてほしいと願っていた時期があったんです。

 

みなさんにも、そんな経験がありませんか?

 

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社会人になって、追われる仕事に、スピードが必要に迫られるようになった。
家庭と仕事をバランスよく生活するために、スピードが必要になった。
子育てに慌ただしい毎日になった。

あれもこれもと色々やることが増え、なんだか急ぐことが当たり前の生活に
なっていること、そんな毎日を過ごしている方も多いのではないかなと思います。

 

でも、ふと我に返りました。

 

今の私、急ぐ必要ある?

 

そう気づいた時、子供の頃の自分を思い出しました。

小学生の私は、硬筆の授業でていねいに字を書くことに時間を取られ、授業内で終わらずに休み時間までずっと書いていたこと。
中学生の私がスキー教室に行った時、最終日にポールをくぐりながらタイムを競う大会で、私はスピードを競うことを忘れ、確実にきれいにポールを回っていくことに集中。そして、先生の前を通り過ぎる時、「これはスピードを競う競技だぞ!」と叫ばれたこと。

 

 そう、私は急ぐタイプではないんです。

でも、その時の状況などでスピードが必要になって、そうせざるを得なかったんです。

何事も手際よく、効率よく、生活にストップウォッチが必要になったかのように、私は急いでいました。そうしないと毎日についていけなかったし、急ぐことで今が早く過ぎてくれて、私の思う未来へと早くたどり着けると思っていました。

でも、今の私は20年前とは状況が違います。

前の自分と違う状況は、だいぶ前からそうであったのに、私はスピードを落とすことを忘れていました。
というより、落とせなくなっていました。

そんなに急ぐ必要もないことにも何だか忙しなくしていたりして、
ふと、
「あれ?そこまで急ぐの?」
なんて、我に返ることが多くなりました。
なんだか、そんな自分が正直アホっぽく感じることがあります。
忙しいと思い込んでしまったり、自分で自分をあおってしまったり。

 

私はいつも感じています。みんな忙しいなと。
急ぐ必要があって忙しいのか、周囲にあおられて忙しいのか、忙しいのが好きで忙しいのか。

人それぞれ、それぞれのスピードがあります。

でもそのスピード、たまには落としてもいいと思いませんか?

もちろん、周囲に迷惑のかかるスピードは、あまりにも自己中心的すぎるかもしれません。流れというものもあります。

でも、みなさん、少し立ち止まってみてください。

もしかしたら、そこまで急ぐ必要がないこと、実はもうちょっとスピードを落としてもいいこともあるかもしれません。

そう気づくと、少し心のゆとりが出てくる気がします。

そして、新たな発見ができるのかなと思います。